ズボンや靴下を履くときに恥骨が痛い方へ

立ったままズボンを履こうとすると痛い。

靴下を履くために片脚を上げると、恥骨にズキッと響く。

寝返り、階段、車の乗り降りでも痛みが出る。

歩くときに脚を大きく開けない。

産後、このような恥骨まわりの痛みに悩んでいませんか?

恥骨痛は、生活の中の細かい動作で何度も痛みが出やすい症状です。

動かなければ痛くないとしても、育児中にまったく動かず過ごすことはできません。

赤ちゃんを抱き上げる。

床から立ち上がる。

オムツを替える。

抱っこしたまま階段を上がる。

日常のあらゆる動作で脚や骨盤を使うため、痛みを我慢し続けているママも少なくありません。

産後の恥骨痛は、骨盤周辺の不安定さだけでなく、股関節や内ももの筋肉、お腹の力の入り方などが関係している場合もあります。

片脚に体重を乗せたときに骨盤を安定させにくいと、ズボンや靴下を履く動作で痛みが出やすくなります。

「骨盤を締めれば治るのでは?」と思い、骨盤ベルトを強く締め続ける方もいます。

骨盤ベルトが支えになる場合もありますが、締めるだけで身体の使い方まで整うわけではありません。

また、位置や締め方が合っていないと、動きにくさを感じることもあります。

当院では、恥骨部分を強く押すような施術は行いません。

骨盤の状態だけでなく、股関節、背骨、肋骨、足の使い方まで確認し、痛みが出る動作を一緒に見ていきます。

恥骨痛があると、

「片脚を上げないようにしよう」
「なるべく脚を開かないようにしよう」

と無意識に身体を固めるようになります。

その状態が続くと、歩き方が変わり、腰や股関節に負担が広がることもあります。

出産後すぐだから仕方ない。

時間が経てば自然に良くなるはず。

そう思いながら、何か月も痛みを抱えていませんか?

痛みの強さや状態によっては医療機関での確認が必要ですが、検査で大きな問題がないのに日常動作の痛みが続く場合は、身体の使い方や全身のバランスを見直すことも大切です。