産後の股関節の痛み。抱っこの立ち方が原因かもしれません

赤ちゃんを抱っこすると、無意識に片方の骨盤へ乗せていませんか?

右腕で抱っこするときは右の腰を外へ出す。

左腕が空いていないと家事ができないため、いつも右側で抱っこする。

気づけば、立っているときは毎回同じ脚に体重を乗せている。

こうした立ち方が続くと、片側の股関節へ負担が集中しやすくなります。

産後の股関節のお悩みには、

・歩き始めに痛い
・立ち上がるときに詰まる
・あぐらがしにくい
・脚の付け根が痛い
・横向きで寝ると痛い
・歩くとゴリゴリ音がする

など、さまざまなものがあります。

股関節は骨盤と脚をつなぐ大きな関節です。

そのため、骨盤の傾きや背骨の姿勢、足首の使い方など、全身から影響を受けます。

「股関節が硬いから」と、痛みを我慢して無理にストレッチをしている方もいます。

しかし、痛みのある状態で強く伸ばしたり、大きく開脚したりすると、かえって負担になる場合があります。

まずは、なぜ片方の股関節に負担が集中しているのかを確認することが大切です。

当院では、股関節だけを動かすのではなく、骨盤や肋骨の位置、足裏の体重のかかり方、立ち方の癖まで確認します。

施術後には、必要に応じて抱っこの姿勢や立ち方、ご自宅で無理なく行えるケアもお伝えします。

育児中に「片側抱っこを絶対にやめる」というのは現実的ではありません。

赤ちゃんが落ち着く向きや、家事の都合もあります。

だからこそ、抱っこを禁止するのではなく、負担が集中しにくい使い方を知ることが大切です。

股関節の痛みが強い場合や、急に歩けなくなった場合、腫れや熱感がある場合などは、まず医療機関へご相談ください。