授乳中、肩甲骨の内側が痛くてたまらない方へ
授乳を始めて数分すると、肩甲骨の内側がジワジワ痛くなる。
授乳が終わる頃には、背中を反らせたくなるほどつらい。
夜間授乳のあと、肩や背中が固まって眠れない。
そんなお悩みはありませんか?
授乳中は、赤ちゃんの顔や口元を確認するために、どうしても身体が前へ丸くなりやすくなります。
首を下に向け、肩を前へ出し、背中を丸めた姿勢のまま、何十分も動かず過ごすこともあります。
さらに、
「赤ちゃんを起こしたくない」
「うまく飲めているか心配」
「姿勢を変えたら泣くかもしれない」
という気持ちから、つらくても同じ姿勢を我慢するママが多いです。
この状態が1日に何度も繰り返されることで、肩甲骨まわりや首、背中に負担が積み重なります。
しかし、授乳中の背中の痛みは、単純な肩こりだけではない場合もあります。
妊娠中に広がった肋骨や、浅くなった呼吸、お腹に力が入りにくい状態などが重なると、身体を起こしておくために背中の筋肉が頑張り続けることになります。
そのため、肩甲骨まわりを揉むだけでは、その場は気持ちよくても、授乳をするとすぐにつらさが戻ることがあります。
当院では、肩だけでなく、首、背骨、肋骨、骨盤の状態まで確認します。
呼吸のしやすさや、座ったときに身体を支えられているかも大切なポイントです。
授乳クッションを使っていてもつらい場合は、クッションの高さや赤ちゃんとの距離が合っていないこともあります。
赤ちゃんを胸へ近づけるのではなく、ママが赤ちゃんへ覆いかぶさる姿勢になっていないか、一度確認してみてください。
授乳は毎日何度も行うものです。
痛くなるたびに我慢するのではなく、少しでも負担を減らせる身体と環境をつくることが大切です。


